末吉公園は沖縄県の鳥獣保護区であり貴重な生物が生存しています。
多様な生物と触れ合い自然の素晴らしさを再発見しよう！
★1日目★
「森の家みんみん」へ出発！
若狭公民館⇒モノレール美栄橋駅⇒儀保駅⇒森の家みんみん
那覇市子ども会育成連絡協議会のジュニアリーダーの皆さんが先頭を歩きます。
今回の少年教室では、ジュニアリーダーの中高生が各グループに入り、小学生メンバーをサポートしました。
森の中でひそんでいる物（赤い葉っぱ、すけすけの葉っぱ、岩に生えている木、枝みたいな昆虫など…）の写真を見て、それを決まったルートの中、制限時間内で見つけだすゲームです。
聞こえてくるのは虫の声、鳥のさえずりなど様々な生き物の音、さわやかな風とマイナスイオンたっぷりの空気、まるで山原に来てるような感じです。
おにぎり弁当をいただきました。
エプロンをつけてスタンバイ
瓶の中ではシュワシュワと酵母が活動しています。
酵母はそもそも土の中に棲んでいて土埃と一緒に空気中を漂って植物などに貼りついて環境が合えば繁殖するようです。
食材をきちんと計量します。
粘土を捏ねているみたいで楽しそうです。子どもたちは感触が好きなよう…
実際に顕微鏡で酵母を見てみました。
レンズ越しに見る酵母は、丸い形で微かに動いているのが分かります。
色々な持ちネタがあり、場を楽しませてくれます。
グループ毎に作業を分担してスムーズに調理することができました。
普段から家のお手伝いをしているようで手際がよく立派です。
「いただきます」の前に、指の体操「もしもしカメよカメさんよ」の歌にあわせて、両手、左右の親指と小指を互い違いに動かします。認知症予防、脳トレにもなるようです。
観察会へ出発する前に、これから出会えるであろう生き物のお話を聞きました。
真っ暗な森の中へ入るので、ルートと注意すべきこと、を共有します。
灯りに反応して生き物が逃げてしまわないように、懐中電灯は持たずに月明かりを頼りに、さあ、出発です！
暗闇の中、徐々に視界も慣れていき、又、蛍が光を放って周辺を飛んでいるのでとても神秘的でした。
夜行性のカエルや、フクロウ、鳥、虫など珍しい生き物との出会いで子どもたちもテンションがあがりっぱなしでした。
★2日目★
朝のラジオ体操、自然の空気をいっぱい吸って、、早起きは気持ちがいいですね。
ジュニアリーダーの皆さんと手拍子でゲーム
★森の酵母でパン作り★
昨日、捏ねたパン生地を成形しパンを焼きます。
パン生地は酸味の混じった匂いがします。
★ネイチャーゲーム★
虫のカードを背中に貼りつけて、そのカードにある虫の特徴を他の人に言ってもらい、名前を当てるゲームです。
葉のこすれる音、鳥のなき声、冷蔵庫の音、聴くことに集中してみると沢山の音が聞えてきます。こうして聴覚を刺激し、五感のバランスをとることも大切な気がします。
酵母も優秀だったようで、パンもふっくら焼きあがりました。
★清掃★
施設を利用した後は「来た時よりもきれいに…」をモットーにグループに分かれて清掃しました。
★解散式★
若狭公民館館長より、修了証の授与です。
別れが惜しいようで、「もっとお泊りしたい」との声が…
森の探検は楽しい。せっかく仲良くなってすぐにお別れになってしまった。また、泊まりたい。虫をたくさん見れてよかった。パンは一日で大きく膨らむこと、酵母のことを知れた。自然とふれあうことも大切だということ。森の凄さや大切さ。。。。
この自然体験をとおして、これからの時代を担う子供たちが、生きていくための土台となる自然環境を大切にし、自然のサイクルから学んだ互いを理解し共存するということが平和の道しるべになることでしょう。
