2018年5月20日日曜日

【地域ニュース】若狭1丁目 ちょうちょハウス


こんにちは!
突然ですが皆さんは、那覇市の蝶(市蝶)はなにかご存知ですか?
意外と知らない人が多いかもしれませんね。

沖縄県内で生活していれば、1度は見かけたことがあるはず、日本最大の蝶「オオゴマダラ」です。まだら模様の大きな羽と金色のさなぎが特徴的ですね。
平成25年度に、オオゴマダラが那覇市の”市蝶”として制定されました。


実は先日、若狭1丁目自治会の金城節子さんから、オオゴマダラを飼育している「ちょうちょハウス」を取材してほしいとの声がありましたので、取材に行ってまいりました!
こうやって、地域の方から取材の声をかけてくださると嬉しいですね。とてもわくわくしながら「ちょうちょハウス」に向かいます。


ちょうハウスは若狭旭ヶ丘公園の一角、対馬丸記念館のすぐ隣にあります。
(詳しい場所は下の地図を参照にしてください)

十数年前、那覇市で活動を行う「若狭クリーンズ」のメンバーが、創設しました。
オオゴマダラは「ホウライカガミ」という植物を餌として食べるが、この近辺には生えていないので他の場所から持ってきてオオゴマダラと一緒に管理しているそうです。



ハウスの中には約40頭の蝶が綺麗な羽を羽ばたかせ、金色のさなぎはピカピカに輝いています。



黄金のさなぎ。美しい、、、
ハウスの中を歩くたびに蝶がひらひらと舞って、どこにカメラを向けたらいいか迷っちゃいました。こんなに多くの蝶が体に触れそうなくらいの距離で見られたのは初めてです。
まさに蝶の楽園。
オオゴマダラの生態についても少し解説していただけました。
ハウスに設置されています

金城さんは、「観光客等が外から蝶を覗いて楽しそうにしているのを見ている。それを見るのが私の楽しみ」と語っていました。

そんなお話しを聞いている最中にに偶然、東京から観光に来られたご家族が見物しに来て、お子さんが金色のさなぎにを見て「なにあれー?」と夢中な様子でした。

オオゴマダラの生態を説明する金城節子さん
「今の時期が元気なオオゴマダラと輝く蛹がたくさん見られる絶好のチャンス」
みたいなので、近くに来た際は足を運んでもらいたいです。
沖縄は梅雨入りしたはずですが、最近は晴天続きなので雨が降り出す前にぜひ!

※普段はハウスの扉に鍵がかかっているので、ハウスの中に入りたいときは若狭1丁目自治会か那覇市観光協会に連絡すれば鍵を開けてもらえることができるようです。


(島田)

(↓ちょうちょハウスのの詳しい場所はこちら↓)